冠の形を整える

東京都杉並区今川でかかり付け歯科医療に取り組む入江歯科院長の入江毅です。   型をとる前に、形を整える必要があります。 冠を入れるわけですから、抜き出せるように、また、セメントでとめるため、ある程度の平行性(お茶筒の内側の形がイメージしやすい)が必要です。 また、ある程度の厚みをとること、歯肉付近は、原則、歯肉の中に0.5mmいれるのが標準です。 それをあの削る道具で、滑らかに、できれば、痛みなく、1筆書きのような感じで仕上げます。    私には、あのタービン(25-30万回転毎時、低速がほぼ使えない)で仕上げるのは無理と思い、現在の5倍速エンジン(20万回転、20分の1の低速が使える、トルクも落ちない、すぐ止まる)だけの治療になりました。 金属を削るには、かえって有利です。 ただ1つの欠点は、先の大きさが大きいことですが、ミニチュアタイプも3台備え、まず不足は感じません。 また、安全性には代えられません。 (前半の話は、歯医者であれば、当然のことです。 でも、おそらく、大部分の患者さんには、知られていないと思い、患者さんにお話しました。 くどかったら、ごめんなさい。)