歯周病で、糖尿病が悪化することあり。

NHKためしてガッテン・健康の新常識事典(主婦と生活社)p129より   「歯周病を治さないと、糖尿病を悪化させる原因となる」が原文です。   歯周病は、中高年者が歯を失う原因の第1位で、日本人の7割が歯周病患者というデータがある。   医師の指示どうりに薬を飲んでも血糖値が下がらない患者さんが、 歯周病があり、治療したところ血糖値が大きく改善した。(多数の例あり。)   歯周病菌が原因で、インスリン(血糖値を下げる)の働きを阻害する。 糖尿病が悪化して、抵抗力の下がり、歯周病菌が繁殖する、という悪循環に陥る。   また、進行した歯周病の人は、心臓病、脳梗塞の発症比率が約3倍になる。    歯周病予防のポイント:  歯垢をしっかり落とすこと。歯磨きのときに歯と歯の間、歯と歯ぐきの間に毛先が入るように、歯ブラシを細かく動かす。(プルプル磨き)    禁煙する。(ニコチンなどによって、歯肉が酸素不足、栄養不足になると、歯周病菌の絶好の棲家になる。    過信は禁物。しっかり磨いているつもりでも、歯垢が落ちていないことがある。 虫歯が無くても、年に1度は、歯科医の診察でチェック。(当院としては、半年、または3が月の定期健診を勧めます。どうも、1年では、悪化してしまうよう感じる。)