歯周病と全身疾患

東京医科歯科大学同窓会の同名のパンフレット(和泉雄一教授監修)より   糖尿病・・・歯周病が糖尿病を悪化させる。 歯ぐきの炎症によりTNF-αが発生する。血液中のTNF-αが増えすぎると、インスリンの働きを妨げて血糖値をあげる。相互の影響あり。    肺炎・・・食べ物や唾液が誤って肺に入って起こる誤嚥性肺炎も歯周病菌が大きな原因。 寝たきりの人に注意が必要。    狭心症・心筋梗塞・・・歯周病菌が心臓病のリスク高める。 歯周病菌の血行性侵入から動脈硬化、心筋梗塞につながる。    認知症(動脈硬化)・・・歯周病対策で認知症の予防。 70歳以上で、歯が多いほど健康との調査あり。    低体重児・骨粗しょう症・・・歯周病菌が妊娠・出産時にも影響。(子宮・胎盤の感染によりPGE2が影響するのでは?)  骨粗しょう症と歯周病は相互に関係。 (噛む力の衰えにより食事からのカルシウムが不足)

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