いればの取り出し易さ

清掃するために、入れたり外したりするわけですから、外し易さは重要な要素です。(入れて緩くても困りますが。) 実は、左右の奥歯は、並行ではなく、外向きに少し開いて生えています。 もちろん、それを考慮して、ばねをつけるのですが、 外しにくくなるのも当然です。 絶妙の調整をしてこそ、楽に入り、入れて落ち着き、外しやすくなるのです。 当たり前のことですが、これをキチンとするのは、けっこう大変です。(時間がかかります。)  この上、当然、噛めて、高くない、痛くないも必要ですから、いればの調整は、手間がかかるとご理解ください。