入れ歯の調整について

咬合調整も本当は微妙なものですが、 入れ歯の調整はもっと難しい。 まず患者さんが受け入れる範囲に上下の関係を入れないといけない。(本人も正確には分かってはいません。失礼!)  咬む気がでて、始めて咬合の調整が始まります。 整体をすると調整が楽になるとの話があるのは、素直に噛んでくれるようになるからです。 噛んでいるうちに、咬む点が移動して、一番良い所を探しているように感じます。 それまで、根気良く調整するか、投げ出すかが分かれ目になります。 色々言われると辛いのですが、そこまでたどり着けるかだと思っています。 もちろん、最初から最適点になっているのが良いのは言うまでもありません。  この幅は左右前後1mm以内と思われます。 返って、上下の方が許容範囲が広いのではと思います。

院長ブログ

前の記事

歯の着色