バイオフィルムってなに?

いつもの食育の本(クインテッセンス)より  歯垢のことで、英語でデンタルプラークと言います。 「食べかすではなく、細菌が自分たちの周囲に作りだしたネバネバした物質」と言うとわかりやすいそうです。 これは、歯や入れ歯に強固に付着して、シェルターの役割を果たしています。(薬液・免疫機構から細菌を保護する。) 当然、増殖に適した環境です。    全身疾患の引き金になります。 唾液が肺に落ちて、誤嚥性肺炎。 血管に入り、循環器系に悪影響。 細菌由来のLPS(毒素)により骨粗しょう症、糖尿病に「関連している。  汚れがとりにくい食べ物 あめ玉、すしのシャリ、べとつくッチーズ、ビスケット、クッキー、マーガリン・グルテン添加のパンもどき、「経菅栄養に用いる缶入り流動食」  最後の物は、くまなくべっとり付くそうです。  口を清掃する食べ物は、野菜、繊維質の多い穀物、歯ごたえのある肉です。 やっぱりブラッシング。 良い常在菌を育て、悪い菌(自力で歯に結合できない桿菌)を排除するのが、プラークコントロール(ブラッシング)の真髄だそうです。 きびしい話ですが、思い当たることが多いのではないでしょうか?