放置すると歯を失う感染症(歯周病)

東京都歯科医師会パンフ「お口のケアが全身を守る」より 「歯周病とは、細菌感染によっておこる歯周組織(歯の周りの組織)の病気です。歯肉の出血や晴れを特徴とする歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎に分けられます。歯周ポケット(歯と歯肉の深い隙間)デンタルプラーク(歯垢)がたまると、プラークの中の細菌が、歯周組織を攻撃します。歯周組織は、炎症・免疫によって防戦しますが、このとき、私達の組織は、サイトカインを分泌します。この成分が過剰に分泌されると、自らの組織を破壊する現象がおこり、歯肉炎さらには歯周炎に発展して、歯槽骨が吸収され、ついには歯が抜けてしまいます。これが歯周病です。成人の約8割が歯周病です。(2005年度厚生労働省歯科疾患実態調査より)」
日頃の正しい歯磨きとフロス、歯間ブラシの使用と 定期的検査、プラーク除去、歯石除去、クリーニングが必要になります。